「いつも心穏やかにいたい」
「心身ともに健康でありたい」
「疲れがたまって辛い…癒されたい」
そんなささやかな願いを普段から持つことはありませんか?
レイキのヒーリングを習得すると、自分自身の心身の安定を得られるだけでなく、他の人々にもその力を与えてあげられますよね。それって素晴らしいことです。
でも、レイキのヒーリングを習得するには、いろいろな疑問が…。
そこで、
- レイキのヒーリング、どの流派を習得する?
- レイキのヒーリングの習得の目的と方法
- レイキのヒーリングの習得、いろいろな講座と費用、口コミ
- レイキのヒーリング、習得中の悩みへの対応策
- レイキのヒーリング習得後の活動
などについてみていきましょう。
ただレイキのヒーリングを習得するだけでなく、習得後の活動に差が出る情報を得ておきませんか?
レイキのヒーリング、どの流派を習得する?
『レイキ』は日本発祥のもので、本来、『靈氣』と書きますが、海外に広まる過程で、『レイキ』とカタカナでも書かれるようになりました。
レイキには 『臼井靈氣療法』『直傳靈氣』『西洋式』『発展式』などがあります。
『発展式』に至っては、レイキが海外に広まり続けている現在、それはそれは様々な発展式が存在しています。
現在、世界的にみる普及率は、直傳靈氣が1%ほど、西洋式が99%ほどだそうです。
臼井靈氣療法においては、なんと普及率は0.1%ほどであると言われています。(直傳靈氣のパーセンテージに含まれていると思われる)
主なレイキの流派をご紹介します。
臼井靈氣療法
創始者は臼井甕男氏。古来から民間療法として伝わっている、心身改善の靈氣療法。1922(大正11)年、臼井氏によって確立された療法で、日本発祥であり、海外の影響はまったく受けていない療法。
現在、会員制で活動しており、誰にでも門戸を開いていない。
直傳靈氣
原点は、臼井甕男氏から指導を受けた師範の21人の中の一人、林忠次郎氏によって確立された療法。
人々に靈氣を広める活動を熱心におこない、広く知られることとなった。
林忠次郎氏の指導を引き継いだ者から、「直傳靈氣」と「西洋式」が枝分かれし、後々の伝授者に広まっていくこととなった。
西洋式、発展式
原点は、臼井甕男氏の直弟子である林忠次郎氏から、高田はわよ氏に伝わり、ハワイから発展していった療法。
1980年ごろから日本へ逆輸入され、スピリチュアルな要素が加わっている。
レイキが西洋に広まり、様々な伝授者により本来の臼井式が形を変えてきたため、西洋式と呼ばれ、現在も発展をし続けている。
海外では、レイキの資格が国家資格である国や、医療において、レイキに重要な役割があると認められている国がたくさんあり、レイキの存在意義が非常に認められている。
レイキのヒーリングの習得の目的と方法
レイキには、施術する上で3種類の目的があります。
- 自分自身に施術する目的で習得するレイキ
- 他者へ施術する目的で習得するレイキ
- 自分が師となり、他者へ伝授するレイキ
ですので、それぞれ習得方法が違います。詳しくみていきましょう。
自分自身に施術する目的で習得するレイキ/他者へ施術する目的で習得するレイキ
ポイント
ファーストディグリー(初伝) を学ぶ
基礎、歴史、心得などを通して、呼吸法やエネルギーの取り込み方などを学ぶ。自分や他者へのヒーリングができるようになる。
ポイント
セカンドディグリー(奥伝) を学ぶ
第1から第3までのシンボル・マントラについて学ぶ。ヒーリング能力を向上させ、離れた相手への遠隔ヒーリングを行うことができるようになる。
ポイント
サードディグリー(神秘伝) を学ぶ
第4のシンボル・マントラについて学ぶ。自分の存在に気づき、自分自身の存在価値を高める。ヒーリングの活用法を学ぶ。
自分が師となり、他者へ伝授するレイキ
ポイント
レイキティーチャー(師範格)/アドバンス(師範等)を学ぶ
レイキを広めたい、教室を持ちたい、という人向けです。人にレイキを伝授する方法や、注意点を学ぶ。
注1)臼井霊気療法、直傳霊気、では、前期、後期、師範認定コースの設定など、ステップの形態は協会や団体によって異なる。
注2)臼井霊気療法、直傳霊気、では、第4のシンボルまでが存在するとされている。(協会や団体によって異なる) また、西洋式レイキでは、第5、第6のシンボルを学ぶ場合もある。
注3)臼井霊気療法では、シンボルのことを『お印』ヒーリングを『お手当て療法』と呼ぶ。
レイキのヒーリングの習得、いろいろな講座と費用、口コミ
先ほど述べたように、『レイキ』とひとことで言っても、様々な協会や団体、個人で活動されている方々、により、習得にかかる費用も千差万別です。
ここでは、その一部をご紹介します。
いろいろな協会や団体から、レイキヒーラーになるための講座やセミナーが開設されていますので、一部をご紹介します。
取得にかかる時間は教会や団体によって様々です。
直傳靈氣研究会
直傳靈氣 3日間コース 85,000円
・1日目 前期1 3時間
・2日目 前期2、3 6時間(休憩あり)
・3日目 後期1、2 6時間(休憩あり)
師範格養成コース 8時間半(休憩あり) 120,000円
(林忠次郎筆五戒の書、臼井、林両先生の お写真研究会オリジナル希望者は300,000円)
師範養成コース 2日間 380,000(師範格認定時に拝受された方は80,000円)
・1日目 7時間(休憩あり)
・2日目 7時間(休憩あり)
口コミは以下の通りです。
沢山の人数だったにもかかわらず、講義、実技説明、グループでの練習等のセミナーの運びがスムーズに流れた事に感心すると共に、他の方の痛みを自分の痛みとして感じられた事と、 靈氣回しでのエネルギーの流れに驚きました。
直傳靈氣研究会
NPO法人日本レイキ協会
応用療法(日本伝統式+西洋式)
初級 6時間 39,600円
中級 6時間 52,800円
上級 6時間 66,000円
師範研修 1ヶ月間~半年間 6ヶ月以内にレクチャー指導(7時間) 198,000円
口コミは以下の通りです。
実際に初級を学んでみて、「とっても簡単!」という印象を持ちました。ただ受講後すぐは、自分にレイキが流れ込んでいる時とそうじゃない時の違いが、すぐには実感しづらかったです。(練習を積み、じきに分かるようになりました。)
NPO法人日本レイキ協会
講義内容は分かりやすかったです。ただ受講後すぐは、価値が全くわからなかった。けれども日々実践と鍛錬を行なう事により数ヵ月後、感覚が研ぎ澄まされてきたのが分かり、継続が鍵だ、と思えました。
NPO法人日本レイキ協会
レイキマスター大百科&レイキティーチャー認定講座
こちらはダウンロード版のため、費用がかなり抑えられています。
・ファーストディグリー
・セカンドディグリー
・サードディグリー
・ティーチャーディグリー まとめて19,600円
口コミは以下の通りです。
セカンドディグリーまでは某スクールでアチューメントを受けたんですが、結構受講料が高くてサードディグリーはどうしようか迷ってたんです。どうしてもティーチャーにはなりたかったんで、あれこれ探してるうちに見つけたのがこちらのティーチャーズディグリー講座でした。残りのサードはフリーアチューメントを利用しました。
レイキマスター大百科&ティーチャー認定講座
何と言っても分かりやすいです。一般的に文字のみで勉強すると思いますが、漫画イラストが入っているのでイメージしやすく、すらすらと頭にインプットできて楽しく再確認できました。
レイキマスター大百科&ティーチャー認定講座
注)以上の受講時間と費用は2020/10/5現在のもの。今後変更となる可能性あり。
レイキのヒーリング、習得中の悩みへの対応策
レイキを学ぶ過程で、いろいろな疑問が出てくると思います。
「レイキのパワーを感じることができない」
「なかなか効果が表れない」
「他者へのヒーリング時、相手に伝わっているのかどうかわからない」
レイキは練習や経験を積めば詰むほど、効果を感じられると言われます。
講座を受けながら、同時に練習に練習を重ねることで、自分自身に自信を持つことにつながり、次のステップへの大きな前進となるでしょう。
レイキ習得中は以下に紹介するようなツールを利用するのもいいですね。
レイキヒーリング練習キットなどを活用してみる
・NPO法人 日本レイキ協会 自宅学習用教材 上達加速6点セット
指導者向けマニュアル本2冊、自己鍛錬帳などが同封されています。
・レイキマスター大百科&ティーチャー認定講座 ダウンロード版
先にも述べましたが、こちらは何度でも繰り返し学べるダウンロード版なので、費用を考えるとかなりお得感がありますね。
レイキヒーリング練習会に参加する
・日本レイキセラピスト協会(全国主要都市) レイキ練習会 3時間 3,500円
・国際ホリスティック看護協会(千葉県) レイキ交流会(オンライン) 1時間半 会員1,500円 一般2,500円
・現代レイキ (東京) レイキ交流会 2時間 500円
・天使庵(北海道) 直傳靈氣練習会 時間記載なし 3,300円
・ヒーリングサロン温の手(福岡県) レイキ練習会 時間記載なし 2,000円
レイキのヒーリング習得後の活動
自分自身に施術する目的で習得するレイキ/他者へ施術する目的で習得するレイキ
レイキ講座、『ファーストディグリー(初伝)』を受講すれば、自分自身、他者へのヒーリングが可能となります。
そして、特に具合が悪い方、不安がある方などにレイキを施術して、感想を求めると良いでしょう。
また、交流練習会などへの参加も有効です。
このレベルのレイキ活動だけで充分、と日々の生活に取り入れておられる方もいます。
あまり効果や力を感じられない、という人は次の段階、『セカンドディグリー(奥伝) 』『サードディグリー(神秘伝) 』でシンボルやマントラを学ぶとよいでしょう。
特定の目的や用途に応じて、レイキ施術時にさらなるエネルギーを得て、高い施術能力を引き出すツールとして用いることができます。
霊気創始者の臼井甕男氏が言っておられる「レイキを使って使って使い切ったとき、シンボルを必要としない自分を発見するだろう」という言葉が実感できるでしょう。
自分が師として、他者へ伝授するレイキ
次の段階、『ティーチャーディグリー(極意皆伝)』を習得後は、様々な活動の幅が広がります。
- 家族や友人などにもレイキを使えるよう教えてあげる
- レイキティーチャー(師範格/師範)となり、講座や教室を開設し、レイキを人々に広める
- レイキを使い、障害のある方の施設や、老人ホームでボランティア活動をする
- 海外と連携する協会や団体に所属し、海外で活動する
他にも、ご自身のアイディア次第で、活躍の場はたくさんあります。
まとめ
レイキのヒーリングの習得には、目的とするレベルによって様々な方法がありますね。
講座の受講だけでなく、練習会、交流会を通じても、習得するものは大きいでしょう。
レイキは伝授を受け、習得すればいいというものではありません。
習得の過程で、順調にいくこともあれば、時には上手くいかないこともあるでしょうが、レイキを信じる気持ちと努力により、上達していくのかもしれませんね。